1949-05-11 第5回国会 衆議院 商工委員会 第12号
しかしいろいろの情勢がからみ合いまして、政府、ことに鉄鉱局としては、これをただ補助するわけにはいかぬ。需要者の選択によつてまず優秀なメーカーを育て上げる方法をとるには、やむを得ないという御意見だろうと思います。
しかしいろいろの情勢がからみ合いまして、政府、ことに鉄鉱局としては、これをただ補助するわけにはいかぬ。需要者の選択によつてまず優秀なメーカーを育て上げる方法をとるには、やむを得ないという御意見だろうと思います。
たとえば鉄であれば商工省に鉄鉱局というものがあり、石炭であれば石灰の事業には石炭廳というものがあつて、小言を言うからにはごめんどうも見ておつたように思います。ところが戰時中といえども今日といえども、とにかくこれらの小言を言うところは至るところにあるけれども、めんどうを見るところがない。
予算は増さないで、賠償実施部を縮小して、浮いたものを鉄鉱局にまわす。商工省先般については、輸出組合解散のため、品質檢査を國の機関として設置する必要を感じた次第であり、國の檢査機関として(輸出品取締規則との関係)五ツの檢査機関、すなわち纖維、機械、家庭雜貨、日用品、試藥などを設けるつもりである。生産行政と技術行政と結びつける。関係機関同士の連繋をとりたい。
○中曽根委員 鉄鉱局が出來て海外に響きがあると思うが、具体的にどう響くか。